2024.9.21  岐阜総がかり講演会「戦争する国にしない覚悟」

 (飯島滋明・名古屋学院大学教授(憲法・平和学))

90名参加   高校生も積極的に発言

 「夜の外出は控えるようになった」という高齢者が多くなり、参加が心配されましたが、85名の参加を得ました。

 飯島教授の講演は、豊富なデータからの説得力のあるもので、とてもわかりやすいものした。

 会場のメディアコスモスは、中に岐阜市図書館があります。勉強に来ていた高校生2人が、冷やかし半分で講演会を覗きに。でも資料を見、少しお話を聞いて、今度は仲間を連れて、6名で参加。うち4人が、積極的にマイクをもって思いを語ってくれました。


  一般参加者も大いに質問・発言し、盛り上がりました。

自民党総裁選に絡んで日米地位協定改定の問題も出ました。「徴兵制」の質問が出たときは、高校生にとっては我が事に感じられる年頃だけに、身につまされた発言も。

高校生にとっては、見るも聞くも初めてのことばかり。フィルターバブル、マイクロマーケティング、さらにはケンブリッジアナリティカの例まで聞いてしまうと、考え込んでてしまう。 「日本が大好き。日本をよくしたい!」

 ではどうするか? 真っ当な主権者として、どう行動していけば良いのか?

  飯島教授は、色々な新聞の「社説」の違いなどを例に挙げ、自ら積極的に、異なる立場の情報を得ていくことの大事さを解かれました。さすが「教員」、高校生達も大いに納得したようでした。 こうした出会いが、何らかの形で実を結ぶことを期待しましょう。