2017年 3・19岐阜総がかり行動 報告

■ お礼とご報告

2017年3・19 戦争法廃止! 憲法改悪を許さない 共謀罪絶対反対

岐阜総がかり行動~第6弾~

 

                お礼とご報告

                                  2017年3月20日

                       戦争させない・9条壊すな!岐阜総がかり行動実行委員会

 

 皆さん “3・19 戦争法廃止! 憲法改悪を許さない 共謀罪絶対反対 岐阜総がかり行動”に、約500名もの方にご参加いただきありがとうございました。
   比較的暖かい日であったとはいえ、まだ空気は冷たく、コートは離せない午前でしたし、逆に花粉が飛び交うような季節でもあります。また、3連休の真ん中という巡り合わせでした。しかし、世の中の腹立たしい動きにじっとしておれないという心境でもあったと思います。ご参加、本当にありがとうございました

 今集会は、「戦争法廃止! 憲法改悪を許さない」はもちろんですが、安倍政権がゴリ押ししようとしている「共謀罪絶対反対」をメインにしました。これは、犯罪の実行がなくても話し合っただけで処罰できるというものですし、本当は「犯罪」など企図していなくても、盗聴、尾行など警察の捜査の対象とされかねないものです。まさに、私たちの内心の自由を侵すものですし、監視社会となってしまいます。戦前の治安維持法の再来ともいえる悪法であり、決して許してはなりません。そこで、今回は新たに「共謀罪絶対反対」と「安倍は退陣!」のボードも作成し、参加者に掲げてもらいました。


  集会は、代表挨拶の後、野党3党の皆様の力強い挨拶をいただきました。民進党は、森友問題での追及を先頭に立ってしておられる今井雅人議員からのメッセージをいただき、岐阜市議鷲見守昭氏に代読していただきました。共産党からは高木光弘県委員会書記長、社民党からは戸田二郎県連副代表にそれぞれ挨拶いただきました。3党共に、共謀罪の成立阻止に全力を挙げること、また野党と市民との共闘の重要性を強調しておられました。

  その後、今集会の新趣向ともいうべき寸劇「裸のアベちゃま」を岐阜総がかりスタッフ有志で演じました。シナリオは森友学園問題をテーマにしつつ、日米同盟、共謀罪、マスコミなどにまで言及した力作であり、高橋恒美さんが書きました。立派な背景図は成瀬さんが作りました。そして、寸劇はどうでしたでしょうか。あちこちから笑いや掛け声が湧いており、成功したのではないでしょうか。闘い、運動は楽しくなければなりませんね。

 

【動画】寸劇「裸のアベちゃま」 ← クリックして下さい。画面が出て、再生します。 

 最後に、別添の集会アピールを参加者全員で採択して、デモ行進に移りました。いつものデモコースを参加者一同、声を大にして、「戦争法廃止」「憲法改悪を許さない」「アベ政治を許さない」「共謀罪絶対反対」などと訴え続けました。

 なお、途中、憲法改悪などを叫ぶ右翼街宣車と交差しましたが、私たちは整然とデモ行進を続けました。

 3・19岐阜総がかり行動は、こうして終了しましたが、安倍政権は、「共謀罪」法案の閣議決定を3月21日にも行うとしています。「共謀罪」導入を許さない運動に全力で取り組みましょう。

 次回の岐阜総がかり行動は、共謀罪審議のヤマ場かと思われる5月19日(金)午後6時から長良国際会議場において、「共謀罪」についての第一人者である「海渡雄一弁護士」に来ていただき講演をしていただきます。
 みなさん、多くの市民の皆さんに声を掛け、参加してください。宜しくお願いします。


■ 3・19 集会アピール

                                                                  3・19岐阜総がかり行動 アピール
   

 戦争法廃止  憲法改悪を許さない  共謀罪絶対反対
     市民と野党の共闘でアベ政治にSTOPを!

 戦争法が、その牙をむいてきています。
  戦争法により「駆け付け警護」「宿営地共同防護」という新たな任務を与えられた自衛隊が、内戦の続く南スーダンに派遣されてしまいました。政府は5月末に撤収すると決めた、昨年9月から撤収を検討していた、と言います。それなら、なぜ自衛隊員のいのちを危険にさらす必要があったのでしょうか?戦争法を使ってみたかっただけではないのでしょうか。
 
  世界に誇る日本国憲法が、壊されようとしています。
  安倍自民党は、その「数」の力で、日本国憲法を改悪しようとしています。憲法の基本原則とは逆の「戦争放棄の放棄」「国民主権の縮小」「基本的人権の制限」を目指すものです。そして、その先兵とされようとしているのが、「緊急事態条項」です。しかし、私たちは、世界に誇る平和憲法を絶対に改悪させません。
 
  「共謀罪」は、内心の自由を侵すものです。
 安倍政権は、今国会で「共謀罪」を成立させようとしています。これは、犯罪の実行がなくても話し合っただけで処罰できるというものですし、本当は「犯罪」など企図していなくても、盗聴、尾行など警察の捜査の対象とされかねないものです。まさに、私たちの内心の自由を侵すものですし、監視社会となってしまいます。戦前の治安維持法の再来ともいえる悪法であり、決して許してはなりません。
 
  アベ政治を許さない。
  東日本大震災から6年目の3月11日、安倍首相は、原発事故にはひと言も触れようとしませんでした。故郷に家があっても帰るに帰れない苦しみを一顧だにせず、原発再稼働推進に走っています。
  安倍自民党は森友学園・籠池氏の参考人招致に反対し、次々と出て来る疑惑にフタをしようとしています。自分達の仲間やお友達だけに優しく、弱者には冷たい政治は許せません。
  いのちを軽んじるアベ政治、暮らしを破壊するアベ政治、ウソとゴマカシを積み重ねるアベ政治はもうたくさんです。
   
  みんなで、私たちの平和・自由・いのちを守りましょう。
  私たちの宝である「平和・自由・いのち」を壊す戦争法を廃止させましょう。憲法の改悪を絶対に阻止しましょう。共謀罪には強く反対しましょう。
   市民と野党の共闘でアベ政治をSTOPさせましょう。
 
                                      2017年3月19日
 
              3・19 戦争法廃止! 憲法改悪を許さない 岐阜総がかり行動 参加者一同

 

      参照 → 岐阜総がかりニュース No7