2018年10.19安倍9条改憲NO!

マラソン署名行動 報告

 9月に自民党総裁として三選された安倍首相。10月2日の内閣改造と党役員人事では、世論の目も、地方党員の批判も、沖縄知事選での『与党総力戦』の敗北も何のその、仲良しと取り巻きで固めるという布陣をしきました。国会議席で三分の2を占めているうちに、何が何でも「悲願(妄執)」の改憲発議に向けて暴走する構えなのでしょう。

 安倍内閣の下での改憲を許さない!立憲主義を取り戻す、日本国憲法の根幹(平和主義、基本的人権の尊重、民主主義)を守り抜くという「民意」を示す正念場です。

 3時間に渡る長丁場の署名行動を、「責任団体」(憲法9条を守る岐阜県共同センター、岐阜九条の会、自由法曹団岐阜支部、もう黙っとれんアクション実行委員会、戦争をさせない1000人委員会岐阜県実行委員会、岐阜総がかり行動実行委員会)を順番につないで、無事完遂しました。


 スピーチにはそれぞれの団体や個人による特徴もあって多様な訴えができました。

 1時間半とか2時間、さらに3時間全部に参加したメンバーも何人もいました。一番多いときは、30名超が参加し、署名板が足りなくなることもありました。

 それぞれの団体が「自らの団体の集約目標数字」をもっていますが、それに拘らず、他団体が集約先になっちえる署名用紙で署名を集める光景も普通に見られました。「個々の団体」の集合を超えて「全国一斉に同じ目標に向けて、それぞれが頑張っている」連帯感が確実に育ってきています。 


 署名行動が目にはいると、積極的に署名板に近づく通行人も多くいました。安倍9条改憲への拒否感、警戒感は、多くの人々の中に浸透してきています。

 「署名をしたからって何か変えられるの?何も変わらないのではない?」と懐疑的な言葉を口にして、最初は署名を渋っていた人も、沖縄県知事選挙の「オール沖縄の勝利」に話題を向けると、話を聞いてくれるようになり、また署名を呼びかけて立ち続け、スピーチを続ける姿勢を見ながら、「やっぱりできることはやっておく」と署名をしてくれました。訴え続けることの意味は確かに存在します。 

      参照 → 岐阜総がかりニュース No16